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定例交流会#39 「うつは自己防衛 ~人はなぜ病むのか。進化精神医学から考えるこころの内側~」

今回は、GNRメンバーでもある精神科医の髙野先生に、大変お忙しいなか、登壇をご快諾していただけました。ありがとうございます!
髙野先生は、人類の進化学の領域にも精通する過程で、うつを単にネガティブなものとして捉えず、人類に与えられた自己防衛反応として、付き合っていくものと仰っています。
ぜひ、悩んでいる人も、そうでない人も、ご参加いただき、つながりの中で語り合いましょう!
ご参加お待ちしています

◆イベント概要◆
コロナ禍の長期化は多くの人の心の健康に多大な影響をもたらしています。 OECDの調査によると、日本でのうつ病やうつ状態の人の割合は、新型コロナ流行前は7.9%(2013年調査)でしたが、2020年には17.3%と2.2倍に増加しているとのことです。現時点で精神的な不調や悩みを抱えていない方にとっても、決して「人ごと」ではないでしょう。 今回ご登壇いただく髙野医師は、生物や人類の進化・淘汰のプロセスを解き明かす「進化学」と、「精神医学」双方のプロフェッショナルとして、その融合領域である「進化精神医学」を研究する世界でも少ない第一人者です。 髙野さんは「うつは「発熱」のような正常な自己防衛反応で、「発熱」があるからこそ、本当に改善しなければならない根幹の課題に早期に気がつけることもある」と仰っておられます。 また、私たちが日頃感じている「こころ」の動きや特徴的な行動なども、人類の進化過程から考えると実はとても腹落ちすることも多いとのことです。 ぜひ、この貴重な機会に双方向のディスカッションも通じて、うつや進化精神医学の理解を深めましょう!

◆タイムスケジュール◆
19:30~19:40 開会のあいさつ/GNRアップデート
19:40~20:00 プレゼンテーション(前半)
20:00~20:20 ブレイクアウト#1
20:20~20:30 全体シェア・質疑応答
20:30~20:40 GENERYS CMタイム&休憩
20:40~21:00 プレゼンテーション(後半)
21:00~21:20 ブレイクアウト#2
21:20~21:30 全体シェア・閉会のあいさつ

◆スピーカー◆
髙野 覚 先生|医療法人社団明雄会 本庄児玉病院 院長

東京大学理学部生物学科人類学専攻卒。群馬大学医学部卒。 東京大学医学部精神医学教室入局後、東京大学医学部付属病院、医療法人全和会秩父中央病院、医療法人社団葵会千葉・柏リハビリテーション病院を経て、2010年より医療法人社団明雄会本庄児玉病院院長。元聖学院大学非常勤講師。精神保健指定医、精神科専門医・指導医、日本精神神経学会認知症診療医、日本医師会認定産業医。作田明賞選考委員。
所属学会:日本精神神経学会、日本病跡学会、日本認知症学会、日本内科学会、日本学校保健学会、日本人間行動進化学会等。

◆参加方法◆
zoomオンライン
※本エントリーフォームに入力のアドレスに、開催の1~2日前に参加リンクを送付いたします。

◆参加費◆
無料

◆エントリー方法◆
GENERYSメンバー:
slack、facebookグループ、公式LINEで通知のGoogle Formからエントリーお願いします。

GENERYSメンバー以外:
参加希望の方は、こちらからお気軽にご連絡ください!