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Africa Working Group主催ハイブリッドイベント『ケニアでソーシャルビジネスに挑む!ハチでゾウと人間の共生を目指す』

今回のAWGイベントでは、ボーダレス・ジャパンのお二人(赤石さんは来春入社予定)をお招きし、ケニアでのソーシャルビジネスの立ち上げや構想について皆さんとディスカッションしたいと思います!
なお、お二人は現在クラウドファンディングにも挑戦中です💪
https://rescuex.jp/project/65029

これまでアフリカに関係してこなかった方でも、予備知識がない方でも、ソーシャルビジネスや社会課題解決に興味関心ある方はWelcomeです!!

👇エントリーはこちらから👇
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdi1LZdyYWO56pz4xE95P6QSnAC4CxPH_oxaYMp9sKvC4uIqg/viewform


GENERYSリアル拠点(LIT東日本橋)でのリアル参加はスペースの関係上、10人程度とさせていただきます。LIT HP:https://lit-workplace.com/

◆イベント概要◆
ケニアやタンザニア他の地方農村では丹精込めたトウモロコシ畑を収穫直前にゾウに食い荒らされ収入が激減するだけでなく人的被害も多数出ています。
愛くるしいゾウと農民の対立は深刻で、射殺されるゾウの数も少なくありません。ゾウからの被害対策として電気柵設置もありますが、ゾウの行動範囲は広く、賢いゾウは電気柵を回り込んだり踏みつぶしたりすることもあります。収穫期に夜中に見張りをしている農民が寝入った隙に食い荒らす為、交替で夜通し見張りをしたり、賢いゾウとの闘いが続いています。
今回、プレゼンいただく米田さんと赤石さんは、ゾウが嫌うハチの養蜂箱をフェンスの様に設置する『養蜂箱フェンス』でゾウの侵入を防ぎ、加えてハチの副産物であるハチミツ他を販売することでゾウと人間の共生を目指そうとされています。その取組を紹介いただくと共に問題解決に向けて皆さんと一緒に考えたいと思います(講演後にQ&Aのフリートーク)。

◆参加費◆
無料(zoom ミーティング)

◆登壇者◆
米田耕太郎(よねた・こうたろう)

1996年青森県青森市生まれ。高校まで青森市で過ごす。
信州大学進学後は生物学を専攻。卒業研究のタイトルは「八重山諸島・台湾に棲息するミナミカワトンボ2種の集団遺伝構造解析」。
大学在学中に1年休学してケニア、南アフリカ等に滞在し、野生生物保全やコミュニティ開発に関わるボランティア・インターンに従事。当プロジェクトのテーマであるゾウと地域住民の対立や、野生動物保全を観光などの産業と結びつけ、コミュニティ開発を志向する住民参加型保全の現場などを現地で学ぶ。
アフリカから帰国後は「アフリカについてもっと知りたい」という思いから京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科のアフリカ地域研究専攻へ進学。大学院ではアフリカで実践されている地域住民と野生動物の共生について研究されていた。
当時は修了後、国連や国際環境NGOなどの組織へ入りたいと思っていたが、「自分がやりたことが既存の組織の中にはない」と感じたため、自分でやりたいことをカタチにしていく社会起業家を志す。
22卒でボーダレス・ジャパンに入社し、現在はクラウドファンディング「For Good」でキュレーターを担当。趣味は海外バックパッカー、読書、カーリング。赤石旺之(あかいし・おうじ)
1998年東京都出身。東京都立大学大学院都市環境学科 修士2年在学中。
株式会社ボーダレス・ジャパン内定、来年4月より入社予定。
幼少期より関心を持っていた野生動物や生態系の保全について学ぶため、東京農工大学農学部に進学。野生動物管理学を専攻し、実習やサークル活動ではフィールドワークに明け暮れた。長期休みを利用してケニア・ボルネオ・小笠原諸島・北海道など国内外問わずさまざまな保全の現場を訪問。
その中で、保全を行う上では、自然環境・野生動物と社会構造・人の暮らしの関係性に課題を感じ、野生動物マネジメントにおける社会科学的な側面を研究するために大学院に進学。修士論文ではマレーシアに長期滞在しながら、人の野生動物に対する被害認識の形成要因をテーマに研究中。
また、国内で野生動物資源の利活用から地域創生と環境保全の両立を目指すプロジェクト立ち上げや、環境問題や社会課題について考える大学生対象の海外スタディーツアーの運営を行っている。ボーダレス・ジャパン入社後は、野生動物と人の軋轢を解決する事業の開発を通して、世界の生物多様性保全の実現を目指している。趣味は一人旅と居酒屋探索。